前回に続き、教科横断的テーマ(Interdisciplinary topics)について、ノルウェーの教育訓練庁の説明を紹介します。

これには「健康と生活技能」「民主主義と市民性」「持続可能な発展」の3つがありますが、まずは総論的な説明をご紹介します。

教科横断的テーマ(Interdisciplinary topics)

教科横断的テーマ(Interdisciplinary topics)について、ノルウェー教育訓練庁は、以下のとおり説明しています。

ノルウェー教育訓庁のウェブサイト上の説明から一部を省略して紹介します。)

「学校は、健康と生活技能、民主主義と市民性、持続可能な発展という3つの教科横断的テーマにおける学習を促進しなければなりません。

カリキュラムにおけるこれら3つの教科横断的テーマは、個人、地域社会、国、そして地球全体における取り組みと努力を求められる、現代社会の重要な課題(prevailing societal challenges)に基づいています。生徒は、様々な教科の課題に取り組むことで、これらの教科横断的テーマに関連する能力を養います。また、これらのテーマにおける課題やジレンマについての洞察を得ることが求められます。生徒は、知識と協働を通じて解決策を見出す可能性を理解し、行動と結果との関係性を学ぶ必要があります。

問題解決の方法を見つけるための知識基盤は多くの教科に存在し、これらのテーマは、生徒が理解を深め(achieve understanding)、教科横断的な関連性を認識する助けとなることが求められます。各テーマにおける生徒の学びの目標は、関連する個々の教科の能力目標(competence goals)に明記されています。」

所感

「健康と生活技能」「民主主義と市民性」「持続可能な発展」

「健康と生活技能」「民主主義と市民性」「持続可能な発展」という3つのテーマは、「個人」「社会・国」「グローバル」という各レベルにおける重要なテーマとして選ばれたものだと理解しました。

教科横断的な関連性の認識

「これらのテーマは、生徒が理解を深め、教科横断的な関連性を認識する助けとなることが求められます。」と書かれています。「健康と生活技能」「民主主義と市民性」「持続可能な発展」という3つのテーマを各教科において学習することを通じて、それぞれの教科が互いに関わり合っているということを学んでもらう意味合いもあるのですね。

次回に続きます。

元塾 藤本豪