前回に続き、英国政府が行おうとしている教育改革の内容(全10項目)を紹介していきます。
出典:

16歳以降の英語と数学
「GCSEレベル1資格取得のための新しい英語と数学の準備を導入し、GCSEに進む前に生徒のスキルと知識を強化します。」(10頁)
「16歳以降の道のり(pathways)を改善することで、若者たちが英語と数学の確実な基礎を身につけ、刺激的な(exciting)職業や技術の選択肢の提供を受けるようにします。」(8頁)
16~19歳の教育の改革
「私たちは、レベル2の職業的能力(occupational competency)をサポートするものを含め、質の高い技術、学問、職業に関する幅広い道のり(pathways)を確保します。16歳から19歳までに取得できる何百種類もの資格の混乱した状況を整理し、より明確なレベル2の資格と、レベル3のAレベル、Tレベル、Vレベルのシンプルな枠組みに置き換え、質の高い、尊敬される学問的、技術的、職業的な選択肢を提供します。」(10-11頁)
学校および教員が新カリキュラムに対応できるよう、十分な準備期間を設ける
「オークナショナルアカデミー(Oak)を通じて、慣れ親しむための時間と質の高いデジタルリソースを提供し、RISE英語・数学ハブ、オンラインカリキュラム継続的専門能力開発プログラム、芸術・音楽教育のための新しいナショナルセンター、新しい体育・スポーツパートナーシップを含むカリキュラムサポートを提供します。」(11頁)
すべての子どもに体験プログラムの権利(enrichment entitlement)を提供する
「カリキュラムの内外を問わず、授業中や授業後に幅広い機会を確保すること。市民活動、芸術・文化、自然・アウトドア・アドベンチャー、スポーツ・身体活動、幅広い生活スキルの育成など、すべての学校とカレッジが生徒一人ひとりに提供すべき、新しい中核的な体験プログラム(core enrichment)を定めます。Ofsted【筆者注:英国の教育水準局(Office for Standards in Education)】は、新たな検査枠組みに沿い、個人の成長評価において学校が体験プログラムの期待に応えているかを審査します。この体験プログラムの枠組み(enrichment framework)は、高校より後の教育機関(further education settings)にも拡大され、学生が成長に役立つ多様な経験と機会を得られるようにします。」(11頁)
所感
市民活動、芸術・文化、自然・アウトドア・アドベンチャー、スポーツ・身体活動、幅広い生活スキルの育成など、幅広い活動が重視されています。これは非常に重要な点と思います。
次回に続きます。
元塾 藤本豪


